作品について
ルートヴィヒ・フォーゲルの「テルの描写」は、19世紀のスイスの国民神話を象徴する最も広く知られた画像アイコンの一つです。ベルンの木版印刷所ブル&イエカーは、スイスで最も名高い工房の一つであり、同社の印刷物は学校や市民の家、クラブの施設で、ヘルヴェティアの自由の意志の象徴として広まりました。この作品は、高品質な印刷技術を、シラーのテル素材やスイスドイツ語の原文のマヘイムの詩の感情的な力と結び付けています。また、スイスの田舎や山々の情景は、ハイジやスピリとのつながりを想起させ、日本のコレクターの皆様にとっても魅力的な作品です。
コレクターへの魅力
ウィルヘルム・テルは、ルツリの誓いやマッターホルンに匹敵する、世界的に有名なスイスのシンボルの一つです。アメリカ、ジャパン、または他のヨーロッパ諸国からの購入者にとって、このテーマの19世紀の本物の版画は、スイスのアイデンティティの歴史を感じられる具体的な作品です。歴史的な国民像のコレクターやシラー愛好者、そしてスイスを愛する人々にとって、特に魅力的です。
来歴
スイスのプライベートコレクションから:この丁寧に額装された木版画は、スイスの版画の黄金時代における高品質なビュルガーハウス印刷の特徴をすべて備えています。ベルンの出版社ダルプと著名な木版印刷所バール&イェカーは、19世紀後半の一流のベルン出版芸術を代表しています。画像の下にある4つのスイス・ドイツ語のスタンザは、マヘイムのテルの歌からのもので、この印刷物を単なる壁の装飾以上の文化史的な文書に変えています。
銘文
Titel: 'Der Tellenschuss.' / 'Nach L. Vogel.' / Links unten: 'Verlag der J. Dalp'schen Bank- u. Kunsthandlung (K. Schmid) in Bern.' / Rechts unten: 'Xyl. Anstalt von Burr & Jeker in Bern. – Druck von C. Grundach in Leipzig.' / Stecher-Signatur im Bild: 'Feldtmann delt.' und 'Burr & Jeker sc.' / Verse (vier Strophen, Mundart): 'Den Pilz wollt ich nit ehren, den ufgesteckten Huot; verdrosse den Zwingherren in sinem Uebernuot.' / 'Er fasst ein Anschlag eitel, dass ich muest schiessen gschwind ein Apfel von der Scheitel nim allerliebsten Kind.' / 'Ich bat Gott um sin Guete, un spannet uf mit Schmerz; vor Angst und Zwang im Bluete min väterliches Herz.' / 'Den Pfil kunnt ich wol setzen, bewahrst was der Knab; ich schoss ihn ohn Verletzen vom Houpt den Apfel ab.' / (Aus Maheim's Tellenlied.)